補助錠やダミーカメラなどを設置しても、貴金属店や時計店など高価な商品を扱う店舗であれば、泥棒に狙われる可能性をゼロにすることはできません。
たとえそうでなくても、現金さえ置いていない学校や事務所、大した商品を保管しているわけでもない倉庫など、泥棒は侵入しやすければ無作為にどこでも入ってきます。
普通の家庭も全く同じ。「うちには盗むものがない」と思うのは大間違いです。テレビや電話、CDラジカセなど、およそお金になるものは何でも盗むのが、最近の泥棒です。防犯意識の薄い、普通の家こそ狙われやすいのです。
最も危険なのは、「泥棒なんて入ってこない」と、決め付けてしまうこと。その時点で、泥棒の侵入を許してしまっていると、考えるべきです。そして泥棒に入られてしまった多くの方々は言います。「うちに泥棒が入るなんて」と。「いつかは必ず泥棒に狙われる」そう考えて対策をしている方の家では、泥棒が侵入を試みても、結局あきらめるという事例が多くあります。
泥棒に心の隙を、狙われないこと。防犯とは、まず一人一人が、泥棒に毅然と立ち向かう強い意識が大切だと、カギの救急車は考えています。
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